道路の工事間調整について(一般質問より)

市原市と茂原市を結ぶ県道21号(五井本納線)の市原市能満地先の交差点において、令和3年度から拡幅工事と歩道新設工事が行われ、令和4年11月にようやく完成いたしました。

これまで凹凸があり修繕の要望が多かった県道が、広範囲にわたりきれいになったことで、住民の方からは大変喜ばれていましたが、その後、すぐに同じ箇所で企業局の水道管埋設工事が行われるとの説明が地元住民にありました。

再び路面を掘り起こす工事が行われると、円滑な交通や住民の利便性を損なうだけでなく、県道に面する店舗の営業にも影響を与えるほか、無駄な予算の執行にもつながります。

道路工事と水道工事をはじめとする占用工事については、お互いに調整し合い、効率的にそれぞれの事業を進めていくべきではないでしょうか。

占用工事の工事間調整はどのように行っているのか質問しました。

道路管理者と水道事業者などの占用者が相互に事業を効率的に進めるため、県は道路管理者としてどのように調整を行っているのか?

県では道路管理者として、県管理道路の道路構造の保全や円滑な交通の確保の観点から、占用者と毎年度連絡協議会を開催しています。

当該協議会においては、道路管理者と占用者それぞれの工事実施計画を確認し、施工時期や方法等について、相互に調整を図っているところです。

工事による規制期間の短縮等、工事の影響を最小限とするためには関係者間の密な調整が重要であり、連絡協議会を通じて占用者とのさらなる連携に努めてまいります。

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