千葉港における港湾施設の整備について
千葉港千葉中央地区では、物流拠点としての効率化と機能強化に向け、ふ頭の再編事業が始まりました。将来的には、千葉中央ふ頭と出州ふ頭の間が埋め立てられ、高機能物流施設用地として活用されますが、埋め立てられると車両の導線も変わってくると思われます。
現在、千葉港千葉中央ふ頭から 貨物を運び出す大型車が、国道357号線に合流する際、道路の幅員が狭く 取り回しが困難なため、改善を望む声をいただいております。
ふ頭の再編整備にあたっては、大型車が円滑に国道へ出られるような導線の確保をお願いいたします。こちらについては、要望といたします。
一方、千葉港葛南中央地区の船橋中央ふ頭では、主に鉄鋼や金属くずなどを扱っており、近年、高張力鋼などの付加価値の高い貨物が増加し、荷主からは品質保持のために、上屋内での蔵置を求められています。
しかしながら現状では、荷捌きや一時保管をするための外貿3号に、上屋の無いことが問題となっています。 旺盛な需要に対応し、千葉港の更なる活性化を進める上で、外貿物流機能を強化して対応する必要があり、できる限り早期の上屋の新設が必要と考えます。県の見解を伺いました。
(出典:国土地理院ウェブサイト)
千葉港葛南中央地区における外貿上屋の新設が必要と思うがどうか?
外貿上屋は、雨や海水の影響を受けずに輸出入される貨物の荷捌きや一時保管を行うための建物であり、港湾荷役において重要な役割を果たしていると認識しております。
中でも葛南中央地区の上屋は、近年、自動車や家電用に使用される付加価値の高い貨物の輸出増加により、利用率が高くなっています。
外貿上屋の新設に関しては、今後、長期的な需要や採算性などについて調査してまいります。
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