県立学校トイレ改修事業について(予算委員会質疑より)

家庭でのトイレは洋式が主流であるため、和式トイレに苦手意識がある生徒がいるほか、築年数が古い学校の老朽化したトイレに行くのを敬遠し、我慢する生徒もいるようです。健康上にもよくないことから、学校のトイレの洋式化が求められています。

また、災害時などでは、高齢者や身体障がい者が学校を避難所として利用する際、和式トイレは不便なことから、体育館等のトイレの整備も求められています。

 県では、来年度の新規事業として、長寿命化計画の整備計画において、現時点で大規模改修予定のない高校の普通教室棟トイレの改修や、和式トイレを洋式化するなど、トイレ洋式化率の向上を図るとしていることから、県立学校トイレ改修事業によりどの程度様式化が進むのか、また、洋式化率の向上に向け今後どのように取り組むのか質問しました。

県立学校トイレ改修事業により、どの程度洋式化を進めることができるのか?

県立学校トイレの洋式化率は、令和3年7月末現在で約40%ですが、県立学校トイレ改修事業により、今後10年間で約80%まで進めていくことができる予定です。

洋式化率の向上に向け、今後どのように取り組んでいくのか?

今後は、県立学校トイレ改修事業と長寿命化計画の大規模改修を併せて実施することにより、令和14年度を目途に、計画的に全てのトイレの洋式化を進めてまいります。



高校生が一日の大半を過ごすのが学校です。学校のトイレは老朽化等で、暗い、こわい、くさい、汚い、窮屈、壊れているの6Kとも言われており、生徒の暮らしの質を向上させるためにも、トイレの衛生環境のさらなる改善が求められます。

計画に対する着実な実施とともに、早期の洋式化を要望いたしました。

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