集団接種会場(ユニモちはら台)視察
市原市では、常設型の新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場が3か所設置されています。
接種開始日は会場ごとに異なっており、順次開設されていきますが、市原市民会館(5月12日)、ユニモちはら台(5月20日)、アネッサ(5月30日)となります。
本日より、ユニモちはら台で接種が開始されますので、接種者を受け入れる前に、吉田あけみ市議と一緒に視察に行ってまいりました。
接種会場は、ユニモちはら台の2階にある「ユニモホール」。
昔、地域振興券?の交換を行ったところですので、一度行かれた方は記憶にあると思いますが、通常の店舗とは違い、通路の先にあるため、初めての方は戸惑うかもしれません。ゲートには案内がありますが、中に入ると動線上には案内がないため、自分の記憶を確信に変えて進みます。
ユニモでの接種は、木・金・土・日の週4日。もちろん、市のコールセンターで予約をした方でないと接種はできません。30分前から受付を開始するようで、受付開始時間の案内が出ていましたが、12:00過ぎの時点で数名の方がすでに集まっていました。
入り口を入ると、すぐの右手に受付があります。
受付時に必要なものは、①郵送で送られてきた接種券、②当日会場で記入する予診票、そして③本人確認書類です。
受付が終われば、予診票の確認に移ります。
順番に呼ばれますので、間隔をあけて並んで待ちます。ここでは、看護師さんに内容を確認していただき、医師の判断が必要なものがあるか事前にチェックをしてもらいます。
予診票の確認が終われば、いすに座って順番を待ちながら、医師の問診へと移ります。
ここで、ワクチンを接種するかどうかの判断をおこない、問題がなければ、その先の接種へと進みます。
いよいよ待望の新型コロナワクチンの接種です。
ユニモちはら台の接種会場では、1名の医師が問診を行い、2名の看護師が二手に分かれてワクチンの接種を行います。1時間で20名の方を接種する想定です。
本日は、接種初日ということで、30名の予約を受け付けたそうです。
接種が終わると接種券に接種済みのシールを貼ってもらいます。
ワクチン接種は、同じ種類のワクチンを2度接種しなければなりません(効果が高まります)。
ファイザー製ワクチンは3週間の間隔、モデルナ製ワクチンは4週間の間隔を空けます。
ワクチンの副反応として、筋肉痛や疲労、頭痛や発熱がありますが、ごくまれに血圧低下や意識レベルの低下や失神を伴うなどのアナフィラキシーショックが現れることもあります。
そのため、会場の待機場所で15分以上座って経過観察を行います。
体調が悪い場合は、会場内にいる役員に伝えてください。
待機場所のすぐ後ろには、救護設備も整えてあり、アナフィラキシーショックを起こした際には、症状の進行を一時的に緩和し、. ショックを防ぐための補助治療剤であるエピペンも常備されています。
15分間の経過観察が終わり、体調に問題がなければ終了です。気をつけてお帰り下さい。
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高齢者用ワクチンについては、一人2回分を上回るワクチン(市原においては、高齢者人口79,704人に対して、159,510回分)が、6月末までに、順次配送されることになっており、市では7月末完了を目指して、医療従事者や接種体制の確保に動いています。
コールセンターでの予約が殺到しており、なかなかつながらず不安であるかと思いますが、ワクチンの確保もできていますし、約2カ月の内には接種できると思われますので、焦らずにしばらく置いた方がよいかもしれません。
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