熊谷知事へ県政運営についての要望書を提出しました。
本年3月、12年ぶりに新しい知事を選ぶ千葉県知事選挙が行われ、熊谷知事が誕生いたしました。
今後の県政運営にあたり、公明党千葉県議会議員団として重要視する10分野について、本日熊谷知事に対して要望書を提出いたしました。
今なお収束の兆しが見えないコロナ禍にあって、県民の命と財産を守るためには、行政と議会が切磋琢磨をしながら協力し合い、県政を進めていくことが重要です。
知事として、平時から県内各種団体との連携協力体制の強化を図るとともに、県民の視線に立った県民福祉の向上に資する条例・要綱などの提案や制定について、積極的に取り組まれることを期待し、以下の内容について要望いたしました(目次のみ抜粋)。
1.県民に開かれ、信頼される千葉県を目指して
2.県民とともに地方分権を推進する千葉県を目指して
3.新型コロナ感染症対策に着実に成果を上げる千葉県を目指して
4.持続可能で豊かな活力ある千葉県を目指して
5.一人ひとりの多様性を尊重する千葉県を目指して
6.県民の命と災害弱者を守る千葉県を目指して
7.子供の幸せを第一とする教育の千葉県を目指して
8.質の高い医療と福祉の千葉県を目指して
9.首都圏をけん引する活力ある千葉県を目指して
10.文化・芸術を守り育てる魅力ある千葉県を目指して
さらに、新型コロナウイルスの変異株などによる全国的な感染拡大の中、高齢者からの優先接種が始まったワクチン接種についても、円滑な実施が求めらることから、千葉県内におけるワクチン接種の体制整備や丁寧な情報発信をはじめ、接種に関する各種支援を求める緊急要望を行いました。
また現在、世界各国で「生理の貧困」が問題となっている中、金銭的な理由で生理用品を買うのに苦労していることに加え、ネグレクトにより親等から生理用品を買ってもらえない子どもたちがいると指摘されています。
そのため、県議団の要望書提出に合わせ、公明党千葉県本部から、角田ひでお副代表(次期衆院選比例区予定候補)および正田ふみえ女性局長ほか計5名がお越しになり、コロナ禍における女性の負担軽減に関する緊急要望を、熊谷知事および冨塚教育長に提出させていただきました。
熊谷知事からは、防災備蓄品の活用も視野に入れ、女子生徒の場合はその背後にある家庭環境にも目を向け、福祉へとつなげていきたい。どのような方法が一番適しているのか、研究していくとも話していただきました。
誰一人取り残さない社会を実現するためにも、このような女性の負担軽減に取り組んでまいります。
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