南房総市の渇水に対する県の支援

 南房総市の丸山地区および和田地区、千倉地区の一部へ水を供給している小向ダム(南房総市水道局)の貯水率が30.6%まで低下し、早ければ1月6日にも断水が発生する見通しとなりました。

 昨年と打って変わり、今年は台風の上陸もなく、11月の降水量は平年の5分の1である37ミリしか降りませんでした。今後1か月、まとまった降雨の見込みもない乾季を迎えることから、県に対して給水車の提供を要請。それを受けて、県では本日の午後、渇水対策本部を立ち上げて、断水回避のため対応にあたることとなりました。

 具体的には、水道使用量の多い施設(ホテルや飲食店など)への応援給水車の派遣、各家庭への配布用として約6万本の飲料水の無償提供。

 市では、貯水率が20%を切ると断水に踏み切るとのことで、断水を始める10日前には市民への周知をはかるとしています。

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