国道297号の整備促進
市原市、大多喜町、勝浦市の2市1町からなる「国道297号整備促進期成同盟」の要望活動に参加してまいりました。
国道297号は市原を縦断し、内房と外房をつなぐ重要な幹線道路です。地域の経済活動や住民の日常生活を支えているとともに、緊急輸送道路にも指定されています。
ウィズコロナの時代に入り、リモートワークの推進や多様な働き方が求められる中、日頃は自然豊かな地域で暮らし、必要に応じて首都圏へ出勤するという働き方が模索されています。東京から100km圏内にある近場の田舎が注目を浴びる中、人口減少の進む房総エリアへ、どのようにして移住者を取り込んでいくかも重要な視点であり、圏央道の市原鶴舞インターから先のアクセスと利便性の向上が必要不可欠であると思っています。
さまざまな課題がある中ではありますが、国道297号の早期整備の実現を要望いたしました。
要望書提出後、担当部局より各事業の説明が行われたと同時に、用地買収については各市町との協力・連携が確認されました。なお、各事業の進捗状況は以下の通り。
市原市門前地先歩道拡幅:マウンドアップ型歩道の段差解消に向け、現在15箇所の内の12箇所が工事完了しており、残りは今年度で全て完了する予定。今後の歩道拡幅については、市原市と協議を行う。
市原市牛久地先の歩道拡幅:約6割が工事完了済み。残りは用地買収を行いながら進めていく。
市原市と大多喜町をつなぐ横山バイパス:羽黒山トンネルを建設するための用地買収が6割。
勝浦市松野バイパス:第2工区は供用開始となったものの、第1工区の用地買収は3割。
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